睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群とは眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。
自分では自覚しにくい病気のため、まわりの方から指摘されて初めて自覚する方が多く、潜在的な患者さんは非常に多いと推定されています。
次のような症状を指摘されたり、自覚したことはありませんか?
眠っているとき
- 大きないびきをかく
- 息が急に止まったままになる
- 呼吸が乱れる
- 息が苦しくて、ハッと目が覚める
- 何度も目が覚める
- 寝汗をかく
日中、起きている時
- すぐにウトウトと居眠りをしてしまう
- 記憶力や集中力が低下する
- 体を動かすときに息切れする
- 常に疲れている感じがする
こんな方は要注意!睡眠時無呼吸症候群になりやすい方
睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣に大きく関わっています。
下記の項目に複数当てはまる方はご注意ください。
- タバコを吸っている方
- 飲酒の頻度が高い方
- 太り気味の方
- 首の脂肪が多い方
- 下あごが小さい方
睡眠時無呼吸症候群はなぜ怖い?
睡眠時無呼吸症候群の方は、睡眠を取っているにもかかわらず十分疲れがとれなかったり、日中でも強い睡魔に襲われたりと、それだけでも日常生活に影響が出ます。
また、健康な人と比較して重大な病気を発生しやすくなることが報告されています。
糖 尿 病 :1.5倍
高 血 圧 :2倍
虚血性心疾患:3倍
脳 血 管疾患:4倍
睡眠時無呼吸症候群の検査・治療の流れ
- 問診、診察
- 検査機器をお貸しし自宅で簡易ポリソムノグラフィーという検査を行います。

睡眠時無呼吸指数(AHI)という数字によって方針を決定します。

- AHIが40以上の方の場合、CPAP(シーパップ:持続陽圧酸素法)と呼ばれる鼻に装着するマスクを貸し出ししますので、自宅で就寝時に使用していただきます。

治療は基本的には継続していただくことが重要ですが、生活習慣の改善や減量により症状が軽くなっていると考えられる場合は中断し、今後の治療必要性を確認することもあります。
気になる症状がある方は、まずは医療機関に受診してください
睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に起こるため、なかなかご自身は気付きにくい病気です。
大きな病気につながらなくても、日中にうとうとと居眠りをしてしまうと、交通事故や仕事の効率や質の低下など、日常生活への影響も少なくありません。
気になる症状のある方は、まずは外来にてご相談ください。