これまで、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などは日々の生活習慣によって引き起こされる疾患であることから、総称して「生活習慣病」と呼ばれています。
生活習慣病は主として過食、運動不足による肥満を原因としておこり、これらの病気になると全身の動脈の流れが悪くなる動脈硬化症となって心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。我々の日常を振り返っても、家から仕事場へは車で通い、職場や家庭でも積極的に運動することはありません。
休日には日頃の疲れから昼近くまで眠る、あるいはストレス解消と称して、毎日の飲酒や喫煙が続くという悪循環になっていませんか?このような生活習慣により発症するものを生活習慣病といいます。
これらの疾患の特徴として、「症状がない」ことがありますが、いったん心筋梗塞や脳梗塞などを起こしますと、長期の入院が必要となり、命にかかわる状態となる可能性もあります。
健康診断などでこれらの疾患を指摘された際には、医療機関にご相談ください。